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チュニジアワインの歴史

古代から質の高いワインが造られ、現在も世界で愛される個性的なワイン

チュニジアワインの魅力イメージ

ワインで思いつく地中海の国といえば、フランス、イタリア、ギリシャ、スペイン?
いえ、ヨーロッパばかりではなく、その南側にもワインの産地はあります。
イタリアを長靴に見立てると、そのつま先から100キロメートル先にあるチュニジア。

フランスやイタリア人の間で、リゾート地として人気のある このチュニジアでは、降雨量が少なく温暖な気候がブドウ栽培に適していて、近年は外国企業の参入などから品質や生産量が向上しています。

ここでは、チュニジアのワイン作りの歴史を中心に、チュニジアのワインをひもといてみたいと思います。

チュニジアのぶどう栽培とワイン造りの歴史は古代にまでさかのぼります。

紀元前3千年頃、古代オリエント人が野生のぶどうの汁を自然発酵させて飲んでいたのを、 同じ頃地中海沿岸で活躍していた海洋民族フェニキア人がヨーロッパに伝えました。 チュニジアワインの魅力イメージ


フェニキア人が各地に築いた植民都市のなかでも「海の帝国」と呼ばれ、 ローマを嫉妬させるほどの繁栄を誇っていたのがカルタゴ、今のチュニジアでした。
海上貿易によって経済力をつけ、農業と樹木栽培を発展させたカルタゴには、 古代の最も有名な農学者であり醸造学者だったマゴン (Magon) がいました。

マゴンの著したぶどう栽培の技術や複雑な仕込み方を含む農業専門書「マゴンの農業書」全28巻は、 ラテン語、ギリシア語に翻訳されてヨーロッパに広まり、その結果ワインがローマに伝えられました。
マゴンの実践理論は現在もなおワイン醸造の現場に活用されています。

そしてマゴンの名を冠したワイン(Magon、Magon Vieux)は今日に至るまでチュニジアを代表するワインとして 世界中のワイン愛好者から高い評価を得ています。

強大な経済的繁栄を謳歌するカルタゴはローマの敵対心をかい、 第一次ポエニ戦争(紀元前262-241)、第二次ポエニ戦争(紀元前218-201) そして第三次ポエニ戦争(紀元前149-146)を戦った末にローマに征服されました。
戦争の最後には焼き払われたうえに塩をまかれ、荒野と化したカルタゴでしたが、 紀元前25年にローマ帝国の植民地、アフリカ属州の首都として再建され、農業を基盤として経済的にも豊かになり、 地中海周辺地域に向けて穀物やオリーブ油などとともにワインを輸出していました。 チュニジアワインの魅力イメージ


西暦170年には、カルタゴ周辺にラテン系のキリスト教会ができ、そこで最初のラテン語の聖書が 完成したと言われています。そして数々のキリスト教神学者や擁護者を輩出し、 313年にコンスタティヌス帝によってキリスト教がローマ帝国の正式な宗教として 公認される基礎を築きました。

キリストは最後の晩餐で「パンは我が肉、ワインは我が血」と言ったと伝えられ、 ワインは儀式に欠かせない神聖な飲みものでした。


その後ローマ帝国の衰退によってゲルマン系のバンダル族が アフリカ属州を占領(430年)、続けて東ローマ帝国のビザンツ族の支配(533年)を経て イスラム帝国のアラブ人に征服されます(7世紀後半)。
イスラム教は飲酒禁止。イスラム帝国の征服によって、せっかくワイン造りも衰退の一途をたどることになりました。
そして15世紀にはオスマントルコとスペインの抗争に巻き込まれ、 1534年から40年スペインに占領されましたが、その後はスペイン人を追い払ったオスマントルコに支配されることとなりました。
オスマントルコもイスラム教の国のため、ワイン作りはできません。 7世紀から19世紀にかけて、ワイン造りに伝統のあるチュニジアではワイン作りから遠ざけられていました。

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19世紀後半に帝国主義が吹き荒れ、チュニジアは1881年からフランスの植民地支配下におかれます。

多くのフランス人入植者がフランス文化を持ち込むのと同時に、 チュニジアに古代から伝わるワイン造りが息を吹き返しました。
1956年の独立以降も有数のバカンス地として多くの外国人観光客を惹きつけ、 美味なるワインで喜ばせるとともにヨーロッパ各国へ輸出もし、高い評価を得るようになりました。

チュニジアにおけるぶどうの産地は、年間平均気温20℃以下で 年間降水量250~500mmの海岸線に沿って広がっており、 総面積は食用ぶどうの畑が約10,000ha、ワイン用が約15,000haです。
地中海の豊かな太陽をたっぷりあびて、 コクのあるしっかりしたぶどうが育っています。

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醸造用ぶどうの樹は丈を低く仕立てられ、1本の樹に枝が4本、各枝の芽は2つだけに抑えているので、 単位面積当たりの収穫量は大変低く20hl/haしかありません。
でもそのおかげで、酸味がおだやかでまろやかな口当たりのワインができるわけです。

北アフリカ初の本格スパークリングワインである、ケー・ド・クルビスは、世界中のワイン関係者の注目を集めている権威あるコンペティション「2008 Les Citadelles du vin」で銀賞受賞。 UCCV(チュニジアワイン醸造中央連盟)を中心として、国際的に評価の高いワインを続々と送り出しています。

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